REVIEW自転車トピーク

TOPEAK|中距離以上のサイクリングを軽量化するトライバックアップ

サイクリングを身軽にするTOPEAKのアイディア

自転車工具をスマートに装備しよう。

用途や好みに合わせたカスタマイズは、自転車の楽しみの一つです。例えば、距離を測るスピードメーターや、ボトルホルダー、スマートフォンホルダー、バックやキャリアなど、思いつく限りのパーツが販売されています。

MOJANEが注目しているTOPEAKのトライバックアップシリーズは、ミドル~ロングライドには欠かせない工具や、もしもの時の交換パーツといった自分の必要な機能を選び、自転車に直接取り付けることが出来ます。荷物を減らして身軽に走りたい、という方にお勧めです。

組み合わせ自由、トライバックアップのラインナップ

TOPEAKトライバックアップ
TOPEAKの工具内蔵ボトルホルダー、パンク修理用の道具(チューブとエアポンプ)を装備

TOPEAK

TOPEAK(トピーク)は、世界屈指の自転車大国台湾で生まれた自転車アクセサリのトップブランドです。ミニマルなデザインのトライバックアップシーリズは、1人1人の目的や用途に応じた装備をサドル後部に取り付けられる、という優れものです。アイテムのむき出し感が男心をくすぐります。

トライバックアップシリーズの中から、MOJANEがピックアップしたアイテムをご紹介します。組み合わせを考えるだけでも楽しくなります。

TRI-BACKUP PROⅠ
TRI-BACKUP PROⅠ/シートのハンガーに取り付けるマザーシップ
NINJA TC/POUCH+
NINJA TC/POUCH+/ボトルホルダーの底に工具、背骨にタイヤレバー付
TRI BACK UP TIRE/TUBE BAG
TIRE/TUBE BAGタイヤとチューブを紫外線から守りながら携帯

サドルの後ろに取り付ける事ができるマザーシップのTRI-BACKUP PRO1(トライバックアッププロ1)。このアイテムを中心に、様々なオプションを取り付けます。

さぁ、ここからユーザーの用途に応じたアイテムを選びましょう。メインとなるボトルホルダーにはNINJA POUCH(ニンジャポーチ)とNINJA TC(ニンジャ・ティー・シー)があります。NINJA TCには6種類の六角レンチ、プラスドライバー、Torxレンチ(これはマニアック!)、そしてタイヤレバーが2本付きます。NINJA TC ROADはクイックレリーズ仕様のロードバイクを想定して企画されているので、ピストバイクで乗る方は15’サイズのトルクレンチを携帯することをお勧めします。

AIR STATION
AIR STATION/CO2カートリッジ,マイクロエアブースター,携帯ポンプ用ホルダー
RACER ROCKET HP
RACER ROCKET HP/携帯ポンプ,ボトルホルダー用のアタッチメント付
HYBRID ROCKET RX
HYBRID ROCKET RX/手作業とCO2カートリッジ両方使える携帯ポンプ

Air Station(エア・ステーション)は、トライバックアップシリーズの中から、空気入れアイテム(CO2カートリッジ、マイクロ・エアブースター、携帯ポンプ)を取り付ける事が出来るカートリッジです。

空気入れの為の携帯ポンプは、手動派か、ワンプッシュのカートリッジ派か、両方使えるタイプがあり、使用頻度や好みで選ぶことが出来ます。

CO2 カートリッジ
CO2カートリッジ2P/5P/緊急時でも素早く空気入れ
MICRO AIRBOOSTER
MICRO AIRBOOSTER/携帯ポンプ無しでも空気を重鎮

まるでホイポイカプセルのようなCO2カートリッジは、ワンプッシュでバシュッ!と空気入れが完了します。使い切りなのでコストは高くなりますが、スピード重視の方には魅力的なアイテムです。

Air StationにセットしたCO2カートリッジは、振動により緩みやすいので、走行中は定期的にチェックを行いましょう。

TOPEAKトライバックアップシリーズの使用例

TOPEAKにGUILTY入れてみた
ボトルホルダーには輪行バックを入れても〇。自分だけの使い方を!

沢山のパーツが用意されている、トライバックアップシリーズ。自転車に詳しい人なら必要な機能をすぐに選び出すことが出来るかもしれませんが、パーツ選びの迷う方も多いかと思います。

CARTEL BIKES AVENUE LO
CARTEL BIKES AVENUE LO

そこで、僕の自転車を例にご紹介します。CARTEL BIKESシングルスピードは、トレーニング8割、街乗り2割の割合で使用しています。「スノーボードシーズンに向けて、夏に行う体力づくり」という目的で、このピストバイクを作りました。日頃は、30km程度の中距離サイクリングが主ですが、ポジショニングの微調整やパンクなど、予期せぬトラブルへの装備は必需品です。「バックパックにはあまり頼らず身軽なままで乗りたい」という理由から、タイヤレバーとミニツールが内蔵されたNINJA TC Road、エアポンプPocket RocketDXⅡ、コンパクトなCO2インフレーターMicro AirBoosterをセッティング。自転車のビジュアルを壊すことなくアクシデントに対応できるので、とても気に入っています。

TOPEAKトライバックシリーズは、一般的に長距離を走るためのロードバイクやマウンテンバイクに搭載することが多いので、僕の様にシングルピストに取り付けるスタイルは珍しいかも知れません。ですが、気軽な中距離だからこそ、荷物を背負わず自転車に乗れるのは気持ちが良いなと、その利便性を実感しています。

サイクリングの装備について

サイクリストの永井さん
長距離サイクリストの永井さん。流石の手さばきでパンク修理

ルートや天候にもよりますが、自転車の平均速度は時速20-25kmです。ビギナーは走りやすいサイクリングロードや短距離から練習して、必要な装備を揃えていくと良いかもしれません。アップダウンのあるルートや夜間走行など、少しずつルートやシチュエーションを変えていくと、どんどん自信がついてきて距離を伸ばしたくなります。20-30km以上の中距離サイクリングになると、アクシデントがつきものです。最低限の装備を整えて予期せぬトラブルに備えましょう。また、パンク修理には自信がないという人も、自分の自転車サイズに合ったパーツ・道具が揃っていれば、助け合うことが出来ます。仲間とのツーリングの際は、各自が意識を持つことも大切です。

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