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スケートボードのファーストステップ
初心者の為の基礎まとめ #3

スケートボードビギナー向けチュートリアル

練習に適した場所

上級者たちは段差や悪路もお構いなしに進んで行きますが、初心者はとにかく綺麗に舗装されたスペースで練習する事が理想です。練習を始める前は、砂や小石、枝などの障害物が落ちていないことを確認しましょう。傾斜はほんの少しで十分。坂は、確実なボードコントロールができるようになり、テールを踏み過ぎて転ぶような事がなくなってからにしましょう。

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スケートボードはスマートに

日本では、道路上でのスケートボードに関する法律規制が曖昧です。人通りや交通量の多い道で乗ることは罰則の対象となりますが(道路交通法76条4項目3号)、通行人や車の行き来が少ない道であれば良し、と捉えられます。但し、これは道路でのこと。営業時間外だからといって商業施設の駐車場や私有地に侵入すれば、それは不法侵入罪。また、スケートから飛び降りた際、スケートボードだけが勢いよく走り、車や人に衝突するという事故も少なくありません。これは、器物損壊罪や過失傷害罪に該当するでしょう。

公園や広場といった公共の場では、各市町村が条例で禁止しているケースも多くあります。例えば、MOJANEが店を構える狸小路商店街は、雨風をしのげるアーケードが7ブロックも続く為、かつてはスケーターを多く見かけましたが、現在は全面スケートボードや自転車の乗り入れは禁止されています。また、大通公園や創成川公園も同様で、監視の目が光っています。

なぜここまで禁止されているのか。その理由は、騒音・怪我・公共物への当て込みによる物損・ごみの置き捨て等が挙げられます。事実、スケーターがたむろしている様子は、通行者に威圧感や危険を感じさせてしまうのは当然です。

では、一体どこで練習をすればいいのでしょうか?公園や広場、サイクリングロード、河川敷、ジョギングコースなどで遊ぶスケーターを見かけたことがあるかと思います。

練習を始める前は、まずスケートボードや遊具禁止の表示が無いかを確認しましょう。禁止の表記が無い場合でも、自転車に乗る人や歩行者の邪魔にならないように、常に周囲に目を向けてください。そして、長時間の滞在は避け、くれぐれも少人数で行いましょう。早朝等の空いている時間を目掛けたり、自分なりの練習場所を探してルーティンを組み、短時間で移動しながら練習する方法もお勧めです。

スケートパークを活用しよう

北海道にもスケートボードの為の施設「パーク」が少しずつ増えてきました。EDIAS(エディアス)HOT BOWL(ホットボウル)CRASS(クラス)は、その代表です。また、苫小牧にあるBRAZE(ブレイズ)からは、北海道初のプロスケーターも育っています。もし、トリック系のスケートボードに興味があるなら、我流のストリート練習よりも、ノウハウのあるパークに通う方が断然スキルアップにつながるはずです。

MOJANEで取り扱うスケートボードは、サーフスケートやクルージング向けであるため、全てのスケートに通ずる基礎知識・動作はここまでです。サーフスケートを使ったスノーボードのオフトレについては、WODDY PRESSの関連記事で詳しくご紹介しています。

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スケートボードの文化と未来

スケートボードはストリートで生まれたサイドウェイスポーツの1つです。「サーフィンを陸上でも」という発想が起源となり、アメリカ西海岸をはじめとする各地で誕生したと言われています。

いち早くスケートボードが広まった60~70年代のカリフォルニアでは、若者たちが干上がった用水路のR形状を利用して、サーフィンの様に滑り始めました。彼らの遊びは次第にエスカレートし、留守中の高級住宅に忍び込み、大胆にも庭のプールの水を抜いてボールセッションを行うようになります。このスリリングな遊びが「プールデッキ」の語源であり、スケーターと警官のイタチゴッコは、ストリートスケートの歴史でもあります。インターネットやカメラに包囲された現在では信じがたい遊び方です。

スケートボードには、こういったハチャメチャな行動がカルチャーとして受け継がれています。巨大メディア「ESPN」が所有するX-GAMESでさえ、現在もストリートを会場にオンラインで評価を集めるコンペティション「REAL STREET」が開催されています(当然、ここでも警察が頻繁に登場します)。

2020年オリンピック種目に加わり、より注目を集めることとなったスケートボードですが、業界をリードしている本国アメリカの主要ブランドの多くは、そんなジャンクなストリートスケートの世界感を支持しています。スケートボードは「街」で発展してきたのだという観点から、時に公共のルールを破る事も賞賛される、というワケです。

日本オリンピック協会は、スケートボードというストリートカルチャーをどう解釈しているのか、また、スポーツ業界がどのように一般客やエントリー層にアプローチしていくのか。今後の展開が気になるところです。

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