朝里ICから5分のコンパクト・リゾート
朝里川温泉スキー場は、小樽市郊外の温泉街にあるスキー場です。”スノークルーズオーンズ(小樽市春光)”や”天狗山スキー場(小樽市最上)”と並び、小樽市のローカルゲレンデとして親しまれています。
朝里川スキー場の特徴は、麓からは想像がつかない程の長いコース。全9つのコース内には、綺麗に圧雪されたバーンや表情豊かな壁、未圧雪ゾーンなどスノーボードの練習に最適な要素が集約されています。札幌からのアクセスも良く、帰り道には温泉や観光、市場巡りなどもできて、何かと楽しみが多いゲレンデです。
悪天候の日は朝里川をチェックしよう
札幌近郊では、札幌国際スキー場やキロロ・リゾートといったスキー場が有名ですが、その沿線上にある小樽朝里川温泉スキー場も見逃してはいけません。谷沿いに面しているので風に強く、雪の付きが良いので、札幌国際あるいはキロロが悪天候でクローズの場合、非常に便利な穴場です。
朝里ICを降りてから判断できるので、高速道路を利用して向かう際にも使える技です。
日本海を見渡すオーシャンビュー
朝里川温泉スキー場は、日本海を眺めながら滑ることができる北東向きの斜面です。雪質が安定していて、パウダースノーも楽しめます。3本のリフトを乗り継いで山頂に降り立つと、そこは絶景。晴れた日は、真っ青な日本海の向こうに増毛連山や雄冬岬までが見渡せます。道内のゲレンデの中でも景色はトップクラスだと評判です。
MOJANE流、朝里川温泉スキー場の遊び方
今回は2月上旬、平日の朝里川の様子をご紹介します。当日は山頂-9°山麓-5°、積雪は230cm、風はなく一日を通して曇り。時折、粉雪が降ったり、陽射しが差し込むような天気でした。
この階段はマイナスポイントと評されることも多く、避けている方もいるかもしれませんが、ウォーミングアップだと思えば好都合です。身体も温まります。
2018年現在イエローリフトがクローズ中のため、レッドリフトからのエントリーとなります。イエローリフトの一番奥(山に向かって右端)は、午後になっても綺麗な圧雪が残っていました。山頂・中腹を滑り込んだ後でも綺麗な圧雪を滑れるゲレンデはなかなかありませんよね。帰る間際までみっちり練習できます。
基本情報と施設案内
朝里川のコースは、色で分けられています。ゲレンデトップのパープルコースは最も景色が良く、朝一は綺麗に手入れされた斜面を気持ち良く滑ることができます。
リーズナブルなリフト料金
1日券大人2,900円。ランチを挟んで1日をゲレンデで過ごすならランチパック3700円、温泉で疲れを癒して帰るなら温泉パック3500円がお得です。ローカルゲレンデならではの良心的な価格設定です。また、旅行者向けに手ぶらセットもあります。
北海道のローカルゲレンデでは、クレジットカードが使えないチケット売り場も未だ多くあります。朝里川温泉スキー場もその一つですので、どうぞ現金のご用意を。ちなみに、フリーワイファイも未整備(2018年現在)。
広々としたゲレンデレストラン。小樽観光でランチもあり。
車で15分も走れば観光エリアなので、市街地での食事も選択肢に入ると思います。歴史的建造物を利用した洋食店や純喫茶、お寿司屋さんなど、小樽には名店がたくさんあるので、食べ歩きの楽しみもあります。
札幌・小樽からのアクセス
北海道では高速道路に直結するゲレンデは数える程しかありません。その中でも朝里川は高速道路札樽道の朝里ICからわずか5分というアクセスの良さ。札幌から最短30分という好立地です。小樽市街地からは車で約15分。小樽の観光名所にも近いので、観光旅行を兼ねた利用にもおすすめです。駐車場は無料ですが、スペースに限りがあり満車状態になることもありますので、オープン前には到着しておきたいところ。近隣にはガソリンスタンドやセイコーマートがありますので、給油やATMの心配は要りません。
公共交通機関を利用する場合は、スキー場から徒歩10分の”朝里クラッセホテル”にバス停があり、小樽市内の路線バス、札幌駅前等からのJR路線バスが利用できます。
温泉街から車で1分
朝里川温泉スキー場公式サイト http://asari-ski.com/
北海道小樽市朝里川温泉1丁目
TEL 0134-54-0101