BURTON SL-X

BURTON|2018年版SL-Xは、かつてない程身軽なスノーボードブーツだった!

新素材ウルトラウーブンが鍵!最高傑作と評された2018SL-Xのレビュー

MOJANE諸橋、2シーズンのレビュー

僕が最後にSL-Xを履いたのは、15-16シーズンでした。当時もトータルバランスに優れたブーツだったと記憶していますが、たった1シーズンの間に、より良くモデルチェンジされていました。フィット感、軽さ、耐久性、あらゆる面で、僕の知るSL-Xを越えている、というのが第一印象です。それから2年、シーズンインからハイシーズン、そして春まで、様々な雪質・環境で履きました。

BURTON SL-X

軽くて身軽、革新的なアウターブーツ

SL-Xを2シーズン履いて強く感じたのは、あまり劣化を感じないところ。ウルトラ・ウーブンとなったことで、硬くゴツいアウターブーツ感が無くなり、まるでスニーカーのような身軽さです。ゲレンデや室内を歩くだけでも、その動きやすさを実感。

フリーライディングでは、足首の自由度としっかりとしたホールド力、ハイシーズンのパウダーでは軽快な軽さでビンディングにパワー直に伝わる感覚がありました。圧雪やアイスバーンでもそのレスポンスに不自由はありません。軽く、速く、そしてホールドしつつも前後に動いてくれるブーツです。ホールド感と足首の自由度、相反するこれらの要素が共存しているブーツにはそう出会えません。 

BURTON SL-X

フリーランだけじゃない!パークでも活躍

2018-2019シーズン、BURTONアップカマー大塚健(Takeru Otsuka)プロがSL-Xでスロープスタイルを転戦していました。それは、SL-Xがフリーライディングだけのハイエンドブーツではない、という事を証明しています。パークライディングでも注目すべきブーツです。

BURTON SL-X

硬いバインとも好相性

19-20 UNION BINDING ULTRA LTDとの相性をチェックした時に感じたことですが、SL-Xのアウターには柔軟なウルトラ・ウーヴンを採用している為、ビンディングストラップのフレックスが感じられ、硬いバインディングに合わせられる伸縮性があるように思います。

柔らかいブーツにありがちな、硬めのバインストラップに負けてしまう、というような不相性もありませんでした。足を包み込むように固定するバインの力に対し、SL-Xはパワーや荷重にブーツが柔軟に対応します。長時間のライディングでは、その差が歴然と感じられました。

BURTON SL-X

SPEED ZONEがハマってる!

SL-XはBURTONが特許を取得するブーツの締め上げ機能、SPEED ZONEレーシングシステムとの相性も良好です。DRIVER-Xに代表するような硬いアウターブーツでは、レーシングゾーンのパーツが壊れやすい印象がありましたが、SL-Xでそういった不具合は感じませんでした。また、BOAの搭載がない事に関しては、BOAのトルクとウルトラウーブンの柔らかさがマッチしないのではないかと想像しています。もし、今後SL-XにもBOAを取り入れるような改良があるとすれば、違ったアウター素材になるのではないでしょうか。

BURTON SL-X

ニット特有の毛羽立ちが気になる

SL-Xを履いて2シーズン目に入ると、表面にダメージが見受けられるようになってきました。やはりストラップとの干渉により繊維が毛羽立ってしまったようです。ウルトラ・ウーブンのデメリットとしては、水滴は弾くものの北海道の雪は軽すぎて繊維と絡んでしまい、すぐ凍り付いてしまうこと。それによる足先の冷えは特に感じませんでしたが、見た目が気になる人もいるでしょう。無理に取ろうとすると繊維がボソボソになりそうです。

BURTON SL-X
こうした細かな使用感が出てしまうのは、どのブーツも一緒。素材によって傷が付きやすかったり、皺が付きやすかったりしますので、ブーツの特徴を良く理解して選ぶ事をお勧めします。ウルトラウーブンでは毛羽立ちという形で目に見えてしまいますが、インナーブーツに影響はありませんのでご安心を。

BURTON SL-X

性能を長期間維持

MOJANEでは、BURTONの傑作プロダクトとしてSL-Xをご紹介しています。フィット感、ホールド感、耐久性、そして軽さ。ブーツに必要な条件を満たしています。唯一の難点は、高額であること(¥68.000+TAX)。ですが、1シーズン30回以上滑りに行スノーボーダーでも、3シーズンは良い状態を保ってくれるブーツです。また、使い込む中で、インナーブーツの履き心地に誤差がでにくいと感じています。

より長く良い状態でスノーボードブーツを使うには、日頃の扱い方に注意が必要です。滑り終わった後は、インナーブーツを取り出し、よく乾かしてから元に戻します。形状を保つイメージでブーツの紐は締めた状態で保管しましょう。

BURTON SL-X

SL-Xは中級以上のブーツ?

モデルチェンジによって、更なる飛躍を遂げたSL-X。中・上級者からの支持も厚く、長年のSL-X愛用者にも好評でした。

高額ゆえに上級者向けのイメージも強くありますが、ビギナーのストレスフリーなスノーボーディングにも役立てて欲しいと願っています。いかにコンフォータブルであるかが初心者にとって重要なポイントだからです。ハイスペックモデル=上級者専用とは考えず、ご予算が許す方にはレベルを問わずお勧めします。また、リリースから2シーズンが経っているので、型落ちを探して賢く手に入れるのもアリでしょう!

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Categories : SNOWBOARD
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