BURTON STEP ON

ついに解禁! BURTON SNOWBOARDSの
新システムSTEP ONを大解剖

最も素早く、最も直感的なブーツとバインディングのコネクション

BURTONの再挑戦、STEP ON(ステップ オン)

2017年11月2日、BURTON SNOWBOARDSから「踏むだけで装着できる」全く新しいブーツ・バインディングシステム “STEP ON” が発売開始となりました。東京原宿にあるBURTONストアでは20人を超える行列ができ、2時間という速さで即完売。注目度の高さが伺えます。MOJANEでも既に多くの方にSTEP ONのサンプルを体験していただきました。BURTONはこれまでにもワンタッチ装着という同テーマで”STEP IN”というバインディングをリリースしています。当時、JASON BROWNというライダーを筆頭にチームを編成し、新たな時代の幕開けを予感させましたが、残念ながら1-2シーズンでその開発を断念したという過去があります。満を持してのリベンジとなる今季の”STEP ON”は、つま先からアプローチするかつての”イン”ではなく、踏み込みで装着する”オン”へと変貌を遂げています。

BURTON STEP ON

まずは、STEP ONの仕様を詳しくご紹介します。

BURTON STEP ON
BURTON STEP ON
BURTON STEP ON
BURTON STEP ON
STEP ONのバインディングサイズはS,M,Lの3サイズ展開で、Sサイズでのブーツサイズは7~8インチ, Mは8.5から10.5インチ, Lは10.5インチ以上というセットアップとなっています。STEP ONは全マウント(The Channel, 4×4)に対応したRe:Flexバインディングです。BURTONボードとのセッティングを限定してしまうESTでのリリースを避けた点は好感が持てます。様々なボードとのコンビネーションを考える楽しみもあるので、僕としては嬉しいポイントです。
BURTON STEP ON
STEP ON到着後、さっそくFjell Snowboardsに装着してみました。ご覧の通り、STEP ONはシンプルなデザインでスッキリとしたフォルムです。ビジュアルは優良ではないでしょうか。ハイバックをパタンと倒すと、その高さは15〜18cm程度。省スペースに納まりますので、コンパクトな車の方や、交通機関を利用してゲレンデへ向かうという方にも実用的な設計だと思います。

BURTON STEP ON

STEP ONの着脱方法と注意点

STEP ONは、つま先の親指と小指の2点と、かかとの1点、合計3点で固定する仕組みです。装着する際は、ブーツを履き、ブーツとバインディングのかかとのパーツをしっかりと噛み合わせ、つま先の2点を踏み込みます。一見、とても簡単なのですが、かかとの装着にはコツが必要です。前足(利き足)がフリーな状態であれば、かかとに体重をかけやすいのですが、前足をロックしてしまうと、後ろ足に荷重をかけにくくなり、一発で気持ちよく噛み合わないことがあります。この点に関しては、店頭でサンプルを実際に履いてご確認いただきたいと思います。噛み合わせ問題の元となっているのは、フットベッドのごくわずかな沈みを利用し、ビンディングとブーツのかかとのパーツを引っ掛けてロックするというSTEP ONの基本構造です。踏み込む角度なのか、力加減なのか、または、一号機だけに個体差があるのかも知れません。ビンディングからブーツを外す際は、サイドレバーをあげ、かかとをリリース。スッと前につま先をずらせばOK。こちらは至ってスムーズで、滑りながら外すなんてことも可能です。 

BURTON STEP ON

STEP ONの問題点と解決策。

STEP ONのかかと部分は、2段階のロック機能でブーツとバインディングを繋ぎます。試着では、左右の踏む力の差で、画像のような違いが出ました。さっそく問い合わせたところ、踏み込む力や加重角度によって、スムーズにロックレベル2に達しないこともありますが、レベル1のロック状態でも問題なく滑ることが出来、滑走中に十分に力が加わって自然とロックレベル2になる、ということでした。

BURTON STEP ON
ロックレベル1:この状態で滑り出しても問題ありません。滑走中の踏み込みによりレベル2になります。
BURTON STEP ON
ロックレベル2:完全にコネクトされている状態です。フォワードリーンを入れると入りづらいです。
実際に装着してみて感じた点や、サンプルを体験した方からの声をいくつかご紹介します。
①柔らかい雪の上では、踏み込みずらいかも知れません。雪を踏み固める等して足場を作る必要があるでしょう。
②使用時の環境によっては、かかとのトリガーやレバーが凍ってしまう心配があります。事前に金属部分に潤滑剤を塗っておくと良いかも知れません。
③フォワードリーンを入れると、装着の際にかかとのかみ合わせが入りずらくなると予想されます。フッドベッドの雪を取り払ってから装着しましょう。

BURTON STEP ON

STEP ONはどんな人にマッチするのか?

STEP ONSは、スピーディーでスマートな脱着と、スノーボードギアの構造革命というコンセプトが主体にあります。ローカルゲレンデやお決まりのコースをリラックスしながら滑るには最高のスタイルです。一方で、全てのスノーボーダーに受け入れられるようなオールマイティーなキットではありません。カービング主体で攻め込む人には確実に不向きですし、1日中バックカントリーで楽しみたいという人に満足してもらえるかといえば、疑問が浮かびます。更に、現状ではSTEP ONが全てのボードのポテンシャルを引き出してくれる、という訳でもありません。
僕は今季、Fjell Snowboards MT1542に装着します。このボードは見た目以上に小回りがが効き、フレックスも柔か過ぎず、硬過ぎず。雪がたっぷりあるような午前中のコンディションでは、グルームされたバーンもサイドカントリーも気持ちよく乗れるボードです。STEP ONとFjell Snowboards、お互いのデザインを引き立てるコーディネートになっていると自負しています。北海道のスノーボーダーにとって、STEP ONはセカンドオプションとして活躍すると思います。生活圏内にゲレンデがある北海道では、日常使い、リゾート、遠征など、様々なシチュエーションで山に向かいます。また、行先や降雪に合わせた数本のセットアップをお持ちの方も多いです。シーズンを通してSTEP ONをメインで使うのではなく、リゾート感を思いっきり楽しんだり、新しさを楽しみたい方にお勧めです。

BURTON SNOWBOARDS STEP ON特設サイト https://www.burton.com/jp/ja/step-on

Categories : SNOWBOARD
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