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Fjell Snowboards|ノルウェー発、混じりっけ無しのピュア スノーボード

Fjell Snowboards MT1542 / MT1230 解説とレビュー

新感覚ツインチップMT1230

MT1230は、ツインチップのフリースタイルボード。153,159の2サイズです。このサイズレンジはやはり海外規格では?といった印象がありますが、153はMOJANEユーザーを大いに楽しませています。トゥルーツインチップのCAMROCK(足元はキャンバー、両足からノーズ、テールにかけてロッカー)です。

fjell snowboards MT1230

ハイブリッドキャンバー(CAM ROCK)は様々なブランドからリリースされていますが、ブランドやモデル毎に違いがあります。直線的なロッカー、曲線的なロッカー、直線と曲線が入り混じるボードもあります(もちろんエッジチューニングである程度雰囲気を変えることは出来ます)。

最もロッカーの特徴が現れるのはオーリーです。オーリーは、基本的にテールの面で捉えます(超エキスパートは点らしい…)。キャンバーはボードが元の状態に戻ろうとする力=反発力が大きいのでタイミングを掴むのが難しく、硬いボードであれば難易度は更に高くなります。ハイブリッドキャンバーは、ボードをしならせる力が少なく、荷重ポイントを発見しやすいというメリットがあります。 MT1230のポップ感は、このロッカーのバランスによるものだと思います。

fjell snowboards MT1230

TESTRIDER SHOTA MOROHASHI

ポップで楽しいフリースタイルボード

181cm/75kg、スタンス幅は56cmにセット、前足21°後足3°のセッティングで乗りました。普段はもっとメインスタンスに角度を振りますが、今回はスイッチで遊ぶ為のセッティングです。

ここ数年ツインチップボードに乗る機会が無かったのですが、MT1230は驚くほど踏みやすく、反発があり、カービングバランスに優れています。僕の感覚ではMT1542よりもボードコアがしっかりしている様に感じましたが、どちらも全く同じ素材で、同じバイアックスファイバーグラスでした。強度やしなり、ポップ感はとても良い感触で、自然な乗り心地のフリースタイルボードを探している人にお勧めです。フルキャンバーのツインに抵抗がある人も、踏みやすいハイブリッドキャンバーなので楽しめると思います。

高級志向なフリースタイラーは是非このMT1230ツインに乗り、サイドカントリーでスタイリッシュな180°を披露して欲しいです。余談ですが、ノルウェー出身のJP SOLBERG君と、彼が乗るYES NOW BOARD、YESが開発したCAMROCK、というリンクで、YESクルーをサポートしているNOW BINDINGとのセットアップをお勧めしたいです。

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MT1230ユーザーズレビュー

昨シーズン、さっそくMT1230を手にしたユーザーにも感想を聞いてみました。協力してくれたのは、90年代から数多くのボードに乗ってきた木村さん。スノーボードだけでなくロードバイクのキャリアも長く、素材の性質をよく知る研究熱心な方です。そんな木村さんに聞きたかったのは、コア(木)について。Fjellがプレーンのウッドコアをシンプルに使っているあたり、古き良き90年代のスノーボード作りの雰囲気を感じたからです。

fjell snowboards MT1230

MT1230ユーザー木村さん

「単純に昔を懐かしむボードではなく、とにかく軽くて跳ねるんです。」

kimura : フィエルのボードは見た目がシンプルで、現代のスノーボードブランドとしてはとても珍しいと思い興味を持ちました。ノルウェー生まれという点にも惹かれましたが、驚いたのはその乗り心地。過去にはBURTON CUSTOMを乗っていました。最も古いもので20年以上前になるでしょうか?フライング-VやCUSTOM-Xにも沢山乗ってきましたが、フィエルのボードは軽く、反発力があります。CUSTOM-X158に乗っているような感覚でターンが刻め、CUSTOM TWIN154のような遊び感覚。それがこの1本で乗れてしまうという、とても贅沢なボードです。少ない力でもボードが簡単に持ち上がり「こんなに高く飛んだっけ!?」と驚く程でした。パウダー用に選んだのですが、先シーズンは当たらなくて(苦笑)ヒラフのパークで初降ろしとなったのですが、そこでFjellの性能を知ることになりました。木で作ったT6(アルミハニカム構造のBURTON最上級クラスボード。ハイコストが理由で製造終了)という感覚でした。


この他にもMT1230ユーザーからは、「ボードが跳ねる」「体に優しく、楽しめる」「乗った事の無い感覚」というレビューが届いています。30代半ばの僕が知るスノーボードには、既にカーボンテックが導入されていましたので、木の特徴を感じられる自然なスノーボードに出会うのは確かに初めての体験です。

fjell snowboards

シンプルが新しいFjellのアプローチ

毎シーズン、各スノーボードメーカーからは多くのニューモデルがリリースされます。僕らユーザーは最新テクノロジーや今までにない乗り心地、グラフィックスに至るまで、いつも驚くような提案を期待して情報を追い求めています。ですがその反面、目まぐるしさに疲れてしまい、本来のスノーボードの良さは一体何だったか?と立ち止まることもあります。

Fjell Snowboardsのオーナー、シェティルとクリスティーナは、早回しの時代に流されることなく明確なビジョンと確固たる信念を持っています。「長く大切に使える上質なスノーボードアイテムを、本気で作る。」彼らとの出会いは僕にとって刺激的な出来事でした。シンプルであることがこれほどのインパクトになるなんて!

ライフスポーツとして、自然体のスノーボーディングがしたいならFjell Snowboardsを是非チェックしてください。キャリアを積んできた遊び心のあるスノーボーダーにとって、最高の乗り物になるはずです。また、このシンプルなビジュアルや、Fjellのコンセプトに共感して選んでいただいてもハズレることはありません。
ノルウェーと日本の平均身長を比較すると、男女共に10センチ近くの差があります。既存のサイズで、アジア圏のユーザーの全てをカバーできるとは言えません。より多くのスノーボーダーの為に、日本人に向けたサイズ展開をリクエストしています。

FJELL SNOWBOARDS

ノルウェー語で「山」を意味するFjellは、ブランドオーナーKjetil(シェティル)とKristina(クリスティーナ)によって2015年に誕生しました。コアにはスノーボードやスキーの為に育てられたポプラの木を使用し、リサイクルスティールエッジをインストール。トップシートは自然に害のない染料を採用しています。
「削ぎ落とされたクリーンなデザイン、素材と品質を大切にしたハンドメイドによるモノづくり、そして、スノーボードと自然が調和すること。」環境問題や天然資源保護に配慮するサスティナビリティー精神を持つ北欧文化の中で育まれた彼らのコンセプトは、ハイテク化が加速する現在のスノーボードシーンとは一線を画するものです。その証拠に、Fjellのラインナップはシーズン毎のモデルチェンジを行うことなく、自然と一体になる乗り心地を追及しています。

Fjellがつくる、上質なアパレルや小物のラインナップにも是非注目してください。

fjell × roros tweed

小8400円+TAX / 大36000円+TAX

fjell × handson grip

fjell × handson grip 36000円+TAX

fjell  cap

cotton cap 6800円+TAX

Fjell snowboards 公式サイト http://www.fjellsnowboards.com/

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Categories : SNOWBOARD, RECOMMEND
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MOJANE [モジェーン]

営業時間 12:00-20:00 水曜定休
北海道札幌市 中央区南3条西1丁目12番地2F