HOME TOWN HERO

HOME TOWN HERO | FAMILY TREE初のオールラウンドボード

2019-2020 BURTON SNOWBOARDS

1本で全てを網羅、これぞザ・バートン

パウダーも攻めたいし、ジャンプもしたい、グランドトリックも練習したいし、見た目だって大切。そんな方にお勧めしたいのが、BURTON FAMILY TREE(バートン ファミリーツリー)から登場するオールラウンドボードHOME TOWN HERO(ホームタウン ヒーロー)です。このボードを一言で表すなら、レベル抜きに楽しめる”超”が付くほどのオールラウンド!2019-2020シーズンを代表するボードになるだろうと注目しています。

HOME TOWN HERO
HOME TOWN HERO 152/156/160 ¥87.000+TAX

FAMILY TREEの原点回帰

フリーライディングボードを中心に、実験的かつ挑戦的なモデルが揃うFAMILY TREEは、BURTONの中でも特別なシリーズです。これまでは、やや強面でマニアックなラインナップでハイレベルなユーザーを楽しませてきましたが、来季は少し様子が違います。上級者の為のFAMILY TREEというイメージを打ち破るように、初心者や長期間ブランクのあるスノーボーダーにもお勧めできるような「驚くほど乗り易いオールラウンドボード」を発表したのです。

今までにない気軽なFAMILY TREEの登場に、「なぜ?」という疑問が浮かびますが、そもそものFAMILY TREEは「スノーボードをもっと楽しむこと」をコンセプトに生まれたラインだったと思います。その追究心・探求心から、いつしかコアなユーザーに向けたモノづくりが行われるようになっていたのかもしれません。ここで敷居を取り払い、誰もが楽しめるボードを作ったことは、いわばFAMILY TREEの原点回帰とも受け取れます。もちろん、上級者が乗っても楽しいボードであることに変わりはありません。

HOME TOWN HERO

BURTONとオールラウンドの関係

オールラウンドボードの歴史を振り返ると、やはりBURTONの十八番だという事に気付きます。2000年代前半までのスノーボードは、今ほど形状が豊富ではなく「1本でなんでも出来るボード」が理想とされていました。そんな中で登場したのがBURTONの代名詞CUSTOM(カスタム)です。初めてスノーボードを選ぶ人から、ステップアップを目指す人、上級者まで、幅広く楽しめる最強ボードは一躍人気を博しました。

その後、ボードシェイプを変形させて特定の機能を強化したボードが次々に生み出されましたが、BURTONはオールラウンドというジャンルに向き合い、更なる開発を続けます。CUSTOMは、初心者ボードのイメージを持ちながらも、トップライダーからも愛され戦歴を残す唯一のボードかも知れません。来季登場するHOME TOWN HEROは、そんなCUSTOMのイメージを越えていくようなオールラウンドボードに仕上がっています。

HOME TOWN HERO

BURTONの得意分野が集約

BURTONボードが支持される最たる理由は、操作性の高さにあります。どのモデルもターンし易く、素材やフレックスも絶妙なバランスです。HOME TOWN HEROも例に漏れず、荷重に素直に反応し、ボードが良く動くので、驚くほど簡単にコントロールが出来ます。そして、オールラウンドボードに必要なターン、ジャンプ、ツリーラン、パウダー、スイッチ、どれに対しても弱点が無く、全てを高いレベルでこなします。

HOME TOWN HERO

誰もが楽しめる秘密は12mmの”くびれ”

ボードシェイプはトレンド感のある角ばった形をしていますが、コンセプチュアルなボードが並ぶFAMILY TREEには珍しく、パッと目に付く要素がありません。ベンドはディレクショナルキャンバー、見た目はほとんどフルキャンバーです。ノーズに若干のロッカーポイントが有るので、非圧雪エリアでの安定感が期待できます。

スノーボードをチェックする上で重要なスペックの1つ、ウェストワイドについても、昨今の主流を行く25.2cm(156size)。細くも太くもない数字です。唯一気になったのは、オールラウンド性を持ったボードにテイパー(くびれ)が加わっているという点。スノーボードのテイパーとは、スムーズなターンを作り出す機能のことで、フリーライディングにフォーカスしたボードに多く見られます。CUSTOMがテイパー0なのに対して、HOME TOWN HEROのテイパーは12mm。

この12mmをどう読むか。ライトユーザーや中級者にとって好感度が高く面白い乗り心地となるのは確実です。ただ、ハードなドライブ感を好む上級者にとっては簡単過ぎたり、ターン後半のタメが足りないと感じるかも知れません。そんな時は、ビンディングやエッジチューンによって目指すイメージに近づけることが出来ます。そのため、スキルアップしても長く乗り続けられるボードになると思います。

FAMILY TREE

コア材を変更した理由を探る

HOME TOWN HEROで当初予定されていたコア材は、2018-2019のヒットボードSPEED DATEやCUSTOM Xと同じ”DRAGON FLY CORE(ドラゴンフライコア)”でした。ところが、実際に採用されたのは汎用性の高いSUPER FLY(スーパーフライ)Ⅱ。ハイエンドモデルに採用されてきた高級コア材からの変更を「コストダウン」と考えることは簡単ですが、その理由についてもう少し深読みしてみましょう。

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HOME TOWN HERO

HOME TOWN HEROは、レベルを問わず誰もが楽しめるオールラウンドボードです。コアをSUPER FLY Ⅱにセッティングしたことで、フレックスは全体に均一で良くしなり、適度な反発が得られます。しっかり抑える事が出来て、国産ボードに通ずるフィーリングがありました。トーションもフリーライディングボードとしては比較的自由が効きます。

もしも、DRAGON FLY COREだったなら?そのフィーリングは昨季のヒット作SPEED DATEの様に”キレ”を重視した設定になっていたかもしれません。結果的にSUPER FLY Ⅱへの変更は、どんな地形/フィールドでも安定させる為のオーセンティックな素材選びとして成功していると思います。SPEED DATEとの差別化、という意図もあったのではないでしょうか。

HOME TOWN HERO

SPEED DATEとの違いはフリースタイル度

レベルを問わず、誰もが「楽しい」と感じるボードが毎年リリースされています。HOME TOWN HEROは、他の似たモデルと何が違うのでしょうか。2018-2019シーズンのSPEED DATEと比較してみましょう。

ノーズロッカーはSPEED DATEと同様、浮力よりもスピードを重視した設計です(逆にノーズの反りが強いと、浮力が上がりスピードは落ちます)。テールロッカーはSPEED DATEよりも長く、強めのキック。SPEED DATEは「バンク攻略」というコンセプトがあったので、操作性が高かったのに対し、HOME TOWN HEROはフリースタイル要素が強い形状。つまり、より”遊べる”仕様になっています。

HOME TOWN HERO

HOME TOWN HEROのDNA

BURTONのスノーボードを作り出す重要人物の1人に、JGさんという方がいます。その存在はあまり知られていませんが、彼がこれまでに手掛けたアーカイブの中にHOME TOWN HEROのヒントが隠されているようです。それは、FLIGHT ATTENDANTとCON ARTIST。

FLIGHT ATTENDANT(フライトアテンダント): USではCUSTOMを超えるメガヒット作。ハイスピードからクリフジャンプ、力強いカービング、バックカントリーでも戦えるBURTONが誇る最強ボード。スピードに強く、硬い。これぞプロスペック、というモデル。

CON ARTIST(コンアーティスト):既にラインナップからは消えていますが、今だ根強い人気モデル。比較的緩斜が多い日本の山々にフィットさせ、ツリーランでも浮力と操作性を重視したショートレングスボード。現在で言う所のパンハンドラー、モッド・フィッシュの様な存在で、柔らかいファンボードです。

BURTON JAPAN PRODUCT担当 藤村さんによると、これら2つの相反する要素を掛け合わせて幅広い層が楽しめるオールラウンドが完成したという事です。

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Categories : SNOWBOARD
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