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平山 雅一

全ては、スノーボーディングの為に。
平山 雅一の飽くなき探求心

THE CAST FILE NO.05 平山 雅一

あまりにも真っ直ぐに、スノーボーダー

MOJANEは、モニターやモデル、アドバイザーといったユーザーの皆さんの協力に支えられています。今回は、そんな心強いメンバーのひとり、平山雅一くんをご紹介します。

平山くんのモットーは、力強くシンプルです。「自分らしく、気持ちよく、純粋にスノーボードを楽しむこと。」圧倒的な表現力で繰り広げられる彼のパフォーマンスは、共に滑る仲間達を刺激し、次のステップへと導きます。そして、平山くんによるスノーボードギアのレビューは、当ブログの見どころの一つ。ユーザー目線の鋭い意見と丁寧な解説を見れば、彼がどれだけ真っ直ぐにスノーボードに取り組んでいるかを感じて頂けると思います。スノーボードに魅せられた1人の少年が、いかにして桁外れの情熱を注ぐようになったのか。平山雅一のストーリーに迫ります。

INTERVIEW
MASAICHI HIRAYAMA

平山 雅一

幅広い層に支持されるレビューの裏側

moro : 当ブログに掲載されたレビューを参考にギアを選んだ、という声が届くようになってきましたね。使用感に個人差が出るスノーボードギアのレビューは、単に沢山の道具を使い倒してきたというだけでは務まりません。平山くんにとって日頃から道具を比較・分析することは大事なことですか?

hirayama : 元々凝り性なのかも知れませんが、特にスノーボードに関しては「良い環境にしたい」っていう気持ちが強いんです。僕たちユーザーは皆、頑張って貯めたお金でやっと買うんですよ。一つ一つが高価な買い物なんです。だからとことん調べるし、納得するまで考えてしまいます。限られた資金で揃える道具選びに失敗したくないんですよね。

 30代前半だったかな。ボードのアウトラインやデータでその特徴が分かるようになってきた頃、カタログを見ただけでボードを購入したことがありました。数字と解説文によると、正に自分が探していた!という内容だったんです。けど、いざ実物に乗ってみると、求めていた板とは全然違ったんですよね。結局その冬は乗り慣れた古い板ばかりに乗ってシーズンを終えました。試乗の大切さを改めて感じた年です。道具1つで自分の楽しさが大幅に変わる、そこは幸せにいきたいじゃないですか。だから道具選びに余念が無くなったんだと思います。

平山 雅一

迷っている誰かの為に
感じたままを残す

moro : 平山くんの試乗ノートは、どんなモデルに対してもびっしりと書き込まれていますよね。自分の好みだけでなく、どんな人に合うのか、どのギアなら性能を引き出せるのか。初心者から上級者までの幅広い視点にも信頼を置いています。何でもそつなく乗りこなしてしまう上級者や、パワーやテンションで乗りこなせるキッズもいますが、やはりそうじゃない人が大半で、みんな恐る恐る道具選びをしていると思うんです。僕はそういった人たちに是非ブログを読んでもらいたいと思っています。

hirayama : 毎シーズンこれだけたくさんのニューモデルがリリースされる中で、選び方が分からない人は多いと思います。そんな人たちの為に試乗会がある訳ですが、限られた時間に多くの人が試しに来ますし、狙っている板のポテンシャルが発揮される雪のコンディションとも限らない。そうすると、実際に乗った人の感想と自分の経験とを照らし合わせて推測しながら選ぶことになりますよね。そこで僕の意見が少しでも誰かのギア選びの助けになれば嬉しいです。だから情報は出来るだけ多く、感じたままを詳しく言葉に残しておきたい。僕は取り回しが良くてフラットな板が好きだから、好みで言うと初・中級者向けの板も多かったりするんです。なので結果的に広いレベルの人たちから参考にしてもらえているのかなと思います。

平山 雅一

自分に合った道具を追求する理由

moro : 僕自身、若い頃は見た目やネームバリューだけで板を選んで、たくさん失敗してきました。例えばM3のツインチップ160。190cmの外人が乗るような板に当時は満足していたんです。パウダーにハマっている時に、バチバチに硬いスコッティウェイトレイク157を選んだ事もありました。理由はただカッコイイから。あの頃は憧れがそのまま格好良さだと思っていたので、自分に合っているかが大事だと気づくには時間がかかりました。

hirayama : 20代の頃は僕も機能性よりもファッション性でしたよ。当時のANALOGのセットアップなんて、エナメル素材のダウンはペラペラですぐに破れるわ水は染みるわ、パンツはスキニーのようにタイトで動き辛いわ(笑)。それでもカッコイイと思っていたから不満もなかったし、それはそれで幸せなスノーボードでした。僕の場合、BURTON X8に乗った時に「自分にピッタリ合う板はコレだ!」って身体で分かったんです。そして、板が合うと上手くなるんですよね。板1つでこんなにも世界が違うのかと驚いたのを覚えています。それ以来、スノーボードギアの選び方は「格好良く居たい」から「心地よく居たい」に変化していきました。

moro : 自分に合う道具をお勧めしたい一方で、MOJANEには最もハードな板と言われているエリックジャクソンのイージャックに乗る40代も健在ですからね。僕はそういった諸先輩方からも多くを学びました。スノーボーダーとしての美学、信念、やせ我慢(笑)。

hirayama : その年代の方々が貫いている姿は本当に格好良い。スノーボードはこうでなきゃってのを守ってくれていますよね。時代毎に「この板を乗りこなすことがカッコイイ」っていうステータスもありますし、ライダーが乗っているブランドやモデルはモチベーションに繋がります。乗り易さだけで気に入らないボードを押し付けられてもテンション上がらないですからね。格好良さを求め続けるのも、大会でガンガン結果を出すことも、楽しみを追求することも、全部がスノーボードとして正解だと思います。人それぞれに選ぶポイント、譲れないポイントを持って道具選びが出来ると良いですよね。

平山 雅一

出来ない事まで出来てしまう”ギア”の力

moro : グラフィックも大事だし、目新しい物も試したい。僕の場合、お店としての物選びも同時にあるので、自分の為の道具選びに迷走した時期もありました。無理なボードで大怪我をしたこともあります。自分に合わない道具には、そういったリスクが潜んでいる事も知ってもらいたいです。そんな中でCUSTOM X-FV(BURTON)は、自分にビタっと合う感覚を味わえた板でした。その体験が自信を持ってお客様にお勧めできるきっかけになったし、自分なりの比較ポイントを持つことが出来たと実感しています。

hirayama : 今の時代、板が合えばそれまで出来なかった事まで出来てしまうんです。トリックの出来る出来ない、このラインを取れる取れないって、ほんの数センチ、数ミリの違いだと思うんですね。例えば、パウダーでノーズが刺さって転倒したり減速してしまう場面でも、板を変えることで一番いいギリギリのところで加速できたり、イメージした動きに近づけたりする。僕はX8で自分に合った物選びに目を向けることになり、ジェイミーC2BANANA(LIBTECH)でシチュエーション毎にボードを使い分ける楽しみを見つけ、TRICK PONY(BURTON)によってパフォーマンスの向上を実感し、UMLAUT TWINではイメージに捕らわれず乗ってみることの大切さを知りました。どれも僕の中の名機です。

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Categories : SNOWBOARD
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