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niseko moiwa

スノーリゾートで働こう!
#3春夏のニセコ、そして次の冬へ

NISEKO MOIWAで働く岡本佑斗くんの一冬に密着

2度目の冬がやって来る

札幌都心の会社員だった1人のスノーボーダーが、日本屈指のスノーリゾート「NISEKO」への移住を決心したのは、約1年前のことでした。岡本佑斗君の転職を追うこのシリーズも今回がラスト。最後は、岡本君の夏期の職場を見学させてもらいながら、1年間の感想と次の冬に向けた意気込みを聞きました。

yuto okamoto

岡本佑斗くん 1991年生/札幌市出身

そして、岡本君の後を追ってニセコモイワに参戦する新メンバーも続々登場!?ゲレンデの仕事に興味のある方や、ニセコ移住のきっかけを探している方は是非「#1.面接と移住の準備」から順にご覧ください。

INTERVIEW
YUTO OKAMOTO

岡本佑斗

3月のアキレス事件

moro : 前回話を聞かせてもらったのは、冬真っ只中の1月だったよね。雪解けと同時に、ニセコ全体の雰囲気が激変したでしょう?僕が経験したのは15年も前だけど、怒涛の忙しさから一転、急に静まり返ったものだから、春は時間を持て余していたよ。当時のニセコとは、旅行者の数もリゾート地としても桁違いのスケールになっているけど、岡本君はモイワの春をどう過ごしていたのかな。

okamoto : 噂通り、春は繁忙期とは比較にならないくらい一気に何もなくなりました。3月下旬になると来客数が少なくなるだけでなく、契約を満了したシーズンスタッフがそれぞれ帰ってゆくのですが、丁度その時期に「アキレス腱断裂」という大怪我をしてしまったんです。いつものように休憩中に1本滑りに行って起きた事故です。そのまま入院・手術・リハビリという長期療養となり、会社には多大なご迷惑をおかけしました。治療中は他のスタッフが僕の穴を埋めてくれたので、本当に助かりました。

 退院して職場に戻った時には、既にスキー場はクローズ。シーズンスタッフも全員居なくなっていて、空っぽの異世界に取り残されたような感覚でしたね。仕事のペースにもゆとりが出来て、緊張感も薄れていき、周りを見回しても燃え尽きた様子でした。

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春から配属されたフロント業務

moro : 今だから笑えるけど、怪我は本当に大変だったね(笑)。慣れた頃が危ないとはよく言うけれど、正直「ついにやっちまったか!」って思ったよ。退院後は、リハビリをしながらゲレンデに隣接する宿泊施設での勤務となったそうだけど、具体的にどんな事をしているの?

okamoto : LODGE MOIWA834は、ニセコでは数少ないカプセルホテルで、僕の主な仕事はチェックイン・チェックアウトや予約、電話対応といったフロント業務です。人手が足りない時は館内清掃やベッドメイキングをすることもありますが、それでも冬に比べれば、慌ただしい!ということはありません。逆に春夏は、自分から仕事を見つけて取り組む事が課題でした。

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okamoto : 実は、仕事中につい寝てしまい、みっちり叱られた日もありました。ホテルのスタッフは同世代が多く、皆で楽しく働こう!という環境なのですが、そんな和気あいあいとした雰囲気に甘えてしまったと、猛省しています。ですが、やるべきことを自発的に考えて取り組んでいれば、ニセコ特有のゆったりした空気の中で自分らしく働けると思います。

moro : 冬とは違って、ひとつの仕事を丁寧にこなせる季節ではあるけど、ここは陽射しも気持ち良さそうだし、気の抜けた春にうたた寝しちゃう気持ちは分かる(笑)。とはいえ、勤務中の居眠りは厳禁ですね。モイワの顔とも言えるフロントの仕事、面白さやりがいはどんなところにある?

okamoto : やはり、お客様からのレスポンスがダイレクトに感じられる事です。先は、お客様とニセコの魅力やおすすめのお店について話す機会があったのですが、後日その方から高評価の口コミを頂き、とても嬉しかったです。他には、施設内のポスターや掲示物の制作にも挑戦しています。最近、手書きのPOPが良い感じに出来て自分なりに満足していたりもします。

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夏、ニセコの魅力

moro : 今日は、久しぶりにモイワに来たけれど、目新しい物がいくつもあったよ。エントランスにはレンタル自転車、ゲレンデを丸ごと利用した広大なドッグランも始めたんだね。初夏からのニセコは登山やキャンプ、ドライブにも良い季節になるでしょう?

okamoto : 清々しい夏が過ごせるニセコは避暑地としても人気で、ツリートレッキング、ラフティング、マウンテンバイク等のアクティビティや、キャンプや温泉など、自然を満喫するには最高の場所です。観光スポットやソフトクリームが美味しいお店も沢山ありますし。ニセコローカルは、魚釣りやサーフィン、山菜取りなどを楽しんでいるようです。そういったニセコの魅力や情報をモイワから発信していきたいと思っています。

moro : 冬はスキーヤーやスノーボーダーで賑わうのは想像できるけど、春から秋まではどんな人が泊りに来ていて、どんなおもてなしをしているの?

okamoto : バイク旅行をされているお一人様、週末や連休にはニセコ観光に訪れるご家族連れのお客様もいらっしゃいます。ご存じの通り、ニセコは建設ラッシュが続いているので、そういった工事現場の関係者の方々にも多くご利用頂いています。

 ニセコエリアには高級ホテルが沢山あり、世界中からの旅行客に最高の空間とサービスを提供していますが、LODGE MOIWA834の役割は「交流の場」だと思っています。僕たちスタッフはお客様とのコミュニケーションを楽しみにしていますし、時にはお客様同士がフレンドリーに情報交換を行っています。季節を問わず、リーズナブルでカジュアルな旅をモイワで楽しんで頂けると嬉しいです。

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ニセコの1年を振り返りる

moro : 思い切って街から山へ生活環境を変えて、無我夢中の冬を過ごして、閑散期も体験して、もうすぐ夏が終わろうとしているところ。四季を通して働いてみて、ニセコモイワでの仕事と生活をどう感じているのかな。

okamoto : 活気ある冬と、のんびりとした夏のギャップは大きかったです。その両極端な環境の中で上手くバランスを取って、仕事も遊びも楽しめると良いなと思っています。

 冬は、僕の人生の中で一番深くスノーボードと向き合えた時間でした。担当はスキー/スノーボードのレンタルでしたが、1年目ということもあり、ついて行くのに必死だったんです。それでも繁忙期に「辛い」とか「大変だ」と感じたことはありませんでした。それは多分、スノーボードの仕事自体が楽しかったからだと思います。

 お客様にとって、スタッフは大切な情報源です。いくら僕が新人でも、プロフェッショナルだと思ってギアや山の状況などを聞いてきます。なので、出来るだけ自分の言葉で答えられるように毎日一生懸命調べていました。自分が接客したお客様が、返却時に満足しているとモチベーションも上がりますよね。語学も知識も経験もまだまだですが、もっと磨いていきたい部分です。

moro : 決してマニュアル通りではなく、ユーザーにとってより良い提案をして喜んでもらうって、接客の醍醐味だよね。冬の間は、いつも小綺麗にしている岡本君が髪も髭も伸ばしていたから、このままスノーバムに染まってしまうのかと少し心配だったんだけど、初めての仕事に真剣に取り組んでいたんだね(笑)。

lodge moiwa834

moro : 生活面ではどうだろう?定住する社員とシーズンスタッフでは、暮らし方にも差があると思うけど、ルームメイトやスタッフたちとはどう関わり、どんな風に過ごしていた?

okamoto : 職場の仲間と生活を共にする寮は、僕にとって運命的な出会いの場にもなりました。ルームメイトは、熊本からはるばるやってきたスキーヤーで、そのまま北海道に定住しました(笑)。夏の間は喜茂別町のゴルフ場で働いているそうです。寮を出てからも連絡を取り合い、一緒にサーフィンに行ったりしています。

 モイワ周辺には、飲食店やショップが立ち並ぶような繁華街がないので、冬は滑る事が主な楽しみです。シーズンスタッフの多くは交通手段が無いので、車持ちの社員と一緒に買い出しに行ったり、アンヌプリまで滑りに行ったりしていました。

 LODGE MOIWA 834のレストランや、モイワから徒歩1分のところにある居酒屋「祭」は、スタッフが親睦を深められる数少ない場所です。因みに僕は「祭」で2度、記憶を飛ばす程楽しい時間を過ごした…と、記憶が無いなりに記憶しています。

moro : その時の失敗談は、スピンオフで聞かせてもらいましょう。

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Categories : SNOWBOARD
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MOJANE [モジェーン]

営業時間 12:00-20:00 水曜定休
北海道札幌市 中央区南3条西1丁目12番地2F