offshore snowshapes

3月のニセコモイワでOFSR体験。

2017-2018 OFFSHORE SNOWSHAPESレビュー

CABIN FEVER キャビンフィーバー

CABIN FEVER
CABIN FEVER
CABIN FEVER
ビッグマウンテンをハイスピードで駆け抜けるOFF SHORE SNOW SHAPESのロングボードです。サイズは149,154,158,162。MOJANEラインナップの中で類似するモデルとしては、Fjell Mt1548、BURTON SPEED DATEなどが挙げられます。遊び心あるロングボードは、ゲレンデ内でも大いに楽しめるということを感じさせてくれます。
「僻地や狭所に閉じ込められて起きる異常な精神状態」を意味する”CABIN FEVER”、これに乗って抜け出そうというメッセージが込められているのかもしれません。

CABIN FEVER

TEST RIDER Shota Morohashi

ボードに自由を与えるテールロッカー

158を試乗しました。切れ上がるターンを得意とするSNURFS UPに対し、CABIN FEVERはフレックスに強度があり、ターンの弧を決めるサイドカットも直進的な数字。スピードを出して、縦に縦に突っ込んでいくボードです。
いかにもパウダーボード感がありますが、オフショアのテーマであるフリースタイルスノーボーディング要素は、このポップなテールデザインに表れています。スワローテールは、テールの負荷を感じることなく新雪を踏み込める感触がパウダーフリークに人気ですが、彼らが作ったスワローテールには強いロッカーが入っています。このテールロッカーが驚くほどボードを自由にさせていて、新鮮な乗り心地でした。テクニカル分野ではご法度ですが、ターンの途中でノーズを浮かせたチクタク動作が面白く、きっとタイトなツリーランでも機敏に動いてくれるだろうと思います。

一方のノーズロッカーは、スピードを優先させて寝かせてあり、ターンの初動がとても早く、有効エッジが長い為、緩斜面でも急斜面でも張り付く様なターンの感触です。直進的なテクニックが要求されるツリーランも、ひらけたバーンでのダイナミックなロングターンにも、どちらにも適しています。
また、ピンと尖ったノーズは、ラウンド形状のノーズと比較して、ターンの切り返しや未圧雪を切り進む感覚が鮮やかに感じられます(BURTON SKIP JACK LIMITEDにも通じるノーズの感覚です)。

ロングボードには抵抗があった僕ですが、あまりの楽しさに2018-2019 CABIN FEVER 162をオーダー。この直進的なボードで、敢えて切れ上がるターンを練習したいと思います。ボードが進む動きに負荷をかけることで、より強烈な重力を体感できるのでは?と期待しています。テールロッカーは壁への当て込みに役立つはずです。深いパウダーシチュエーションなら尚更ですね!ノーズを使ったグリグリのグランドトリック的要素は期待していません。有効エッジを全面に使った壁への当て込みを楽しみたいと思います。
CABIN FEVER

TEST RIDER 諸橋正太

offshore snowshapes

安定性と攻撃性が混在する新たな乗り心地

CABIN FEVER

TEST RIDER 平山 雅一

触った感覚や見た目からは扱いやすそうなソフトフレックスで、いかにも気持ち良く滑れそうな”メローなフリーランボード”かな?という印象でしたが、実際に試乗してみると全く真逆のボードで、ハイスピードでもばたつかない安定性があり、踏み込むとそれに応えてくれる攻撃性もあり、驚きました。ターンの伸びがとても心地良いボードで、個人的にはターンをしながら攻めたくなる、今までにないタイプのボードでした。
バートンで例えるなら、ランドロードとブランチマネージャーを組み合わせたようなボードで、類似ボードを強いて挙げるならYESのオプティミスティックといったところでしょうか。

パウダーでの使用ももちろんバッチリですが、やはり一番はピステンでどんどん踏み込んで加速していく気持ち良さが感じられるボードでした。ビンディングはレスポンスの良いものを合わせたいです。使用バインディング:FLUX(XV LTD,DS LTD)

フレックス★★★☆☆(柔→硬)
テクニカル★★☆☆☆(易→難)
トーション★★★☆☆(柔→硬)
カービング★★★★★
グラトリ ★☆☆☆☆
バンク  ★★★★☆
ジャンプ ★★☆☆☆
スイッチ ★★☆☆☆
パウダー ★★★★☆

RUSS WINFIELD

RUSS WINFIELD ラス ウィンフィールド

RUSSELL WINFIELD

RUSSELL WINFIELD

90年代に活躍した史上初の黒人プロスノーボーダーRUSSELL WINFIELD(ラッセル・ウィンフィールド)のシグネイチャーモデル。身体能力を活かしたスケートスタイルな滑りでニュースクール世代を牽引。ベン・ヒンクリーや、ケィア・ディロンなどの黒人スノーボーダーたちも、彼の影響を受けスターダムへ。スノーボードシーンのリビング・レジェンドの一人です。
RUSS WINFIELD

TEST RIDER Tatsuro Fujimori

時にはガッツリ飛びたい人に!

今、僕が乗ってるSIGNAL (JAKE 151)より少し硬く、スピードを出した時の安定感は抜群です。自分的にはもう少し柔らかいフレックスが好みなのですが、プレスしてもオーリーしても反発力は十分なので、特にキッカーでは性能を発揮するのではないかと思います。
ターンはしっかり踏めて、SIGNALよりも小回りが効きます。カーブの具合と捻った時のトーションの反発とその反応が早い気がします。総合して、高速でフリーランして時にはガッツリ飛びたい人に適した板だと思います!!
RUSSELL WINFIELD

TEST RIDER 藤森達郎

RUSS WINFIELD

TEST RIDER Masaichi Hirayama

個性を大事にしたい人にお勧め

個性あるパウダーボードというオフショアのイメージを良い意味で裏切る、一般的なキャンバーツインチップボードでした。前述の2モデルは他ブランドの類似形状のボードに比べて、よりレスポンシブルで回転性が高かったのに対して、このボードは見た目、感触、そして実際にに乗ってみた感覚もイメージ通りのボードです。決して易しくはありませんが、誰もが親しんで乗れるボードだと思います。

ただこのタイプのボードは、他のビックメーカーからも沢山リリースされているので、周りとは違うボードに乗りたいけれどクセの強いボードはちょっと…という人にお勧めしたいと思います。

相性の良さそうなバインディングはBURTON MALAVITAやUNION ULTRA LTD。使用バインディングFLUX(XV LTD,DS LTD)

RUSSELL WINFIELD

TEST RIDER 平山 雅一

フレックス★★★☆☆(柔→硬)
テクニカル★★★☆☆(易→難)
トーション★★★☆☆(柔→硬)
カービング★★★☆☆
グラトリ ★★★★☆
バンク  ★★★☆☆
ジャンプ ★★★★☆
スイッチ ★★★★☆
パウダー ★★☆☆☆
平山雅一

TEST RIDER Masaichi Hirayama

テストライダー平山くんの総まとめ

特に印象的だったのは、これまで僕が思っていたオフショアの「気持ちよく乗れて、パウダーに特化したメローなボードを作る」というイメージと、実際の乗り心地とのギャップです。乗ってみるとほとんどのラインナップが他メーカーよりも攻め攻めな作りになっていて、インパクトがありました。

更にパウダーだけでなくほかのフィールドでの使用も十分に考えられた計算された作りになっていたことにも驚きました。スタイルによって好みは分かれると思いますが、これまでしっかりと乗り込んできた中・上級者のスノーボーダーにこそ、こだわりのカスタムオーダーで乗ってもらいたいと思います。 

niseko moiwa

平山くん、藤森くん、ありがとうございました!

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Categories : SNOWBOARD
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