スノーボード セッティング

スノーボードのセッティング 基本編

セッティングに必要な項目とセッティング方法を解説します

ボードにバインディングを取付けてみよう。

スノーボード セッティング
実際にセッティングを行ってみましょう。必要な道具はメジャー、プラスドライバー(2番・3番)、メーカーによってレンチが必要な場合があります。色々なセッティングを試すためにも、最低限の工具を用意しましょう。コンディションに合わせて設定を変えれるように、車内に1セット置いておいたり、携帯用のコンパクトな工具をウェアのポケットに入れておくと便利です。
※フリースタイルボードは、ノーズとテールがほぼ同じ形をしているのが特徴ですが、その中でツインチップかディレクショナルに分かれます。ツインチップは、ノーズとテールが同じ形状ですから左右どちらを進行方向にしても構わないのですが、ディレクショナルは、ノーズ(進行方向が)強調されている事が多いので、メインスタンスの方向をノーズに置くようにしましょう。

推奨スタンス

まずはボードに記された推奨スタンスを試そう

スノーボードのビス穴の一つには印が付いています。これはブランドが推奨するリファレンスポジションを示すものです。特にニューボードはこの印にバインディングを取り付け、乗り心地を試してからスタンス幅を調節する事をお勧めします。もしもビス穴に表示が無い場合、内側から2つ目のビス穴が推奨スタンスであることが多いです。

セッティング

1.自分のセッティングを決める

①~④を参考に自分のセッティング(スタンス、スタンス幅、アングル)を決めましょう。今回は、僕のセッティングを例に実際に取り付けてみます。
ボード : Fjell Snowboards Mt1230 / スタンス : レギュラー / スタンス幅 : 56cm / アングル : 前24° 後6°

スノーボード セッティング

2.スタンス幅のセット

セッティングが決まったら、スタンス幅の調整から始めましょう。ボードに並ぶネジ穴がスタンス幅の調節の為のインサートホールです。4×4、4×2などブランドやモデルによってその数は様々です。まずは左右のビンディングのベースプレートから円形のパーツ”ディスク”を取り出してボードの上に置き、自分のスタンス幅に合わせましょう。メジャーを使い、ディスクの中心から中心までを測ってビス穴を決めます。ディスクの中心からノーズまで、ディスクの中心からテールまでを測った時、ノーズ側がテール側よりも短い場合はノーズに寄っている証拠で、調整しなおす必要があります。ノーズ側に乗るととても滑りにくい為です。逆に、テール寄りにバインディングを取り付けることを”セットバック”といいます。重心を後ろにすることで滑走性やコントロール性が上がり、パウダースノーも滑りやすくなる効果があります。特にパウダーボードでは、バインディング取り付け位置が始めからセットバックに設計されているボードもあります。

スノーボード セッティング

3.アングルの設定

バインディングを取付けるビス穴が決まれば、次はアングル角度の設定です。バインディングのベースプレートを見ると、ディスク(丸いパーツ)には矢印、ベースプレートには目盛りがあります。この矢印と目盛りを合わせれば、3°刻みで角度をつけることが出来ます。この仕組みは全メーカー共通ですが、0°の状態が若干内側に入るものもあります。ボードの上に立った時、サイドエッジに対してつま先が垂直の状態を0°、つま先を進行方向に向けると(+)後方に向けると(-)となります。事前に決めた角度に合わせて前後の設定を行ってください。

スノーボード セッティング

4.センタリングチェック

ボードにバインディングをビスで固定する際、通常、ディスク並ぶビス穴のそれぞれの真ん中のビス穴で仮止めを行います。仮止めの後ブーツを装着し、ブーツのつま先やかかとがボードから極端にはみ出していないかを確認します。偏ったはみ出しは、ディスクプレートのビス穴の位置を変えることで解消できます。ディスクの後ろの穴にビスを入れてると、ビンディングがつま先に寄り、前の穴を使ってビスを取り付けると、ビンディングがカカトに寄ります。センタリングが決まれば、仮止めだったビスをしっかりと締め直して完成です。

セッティング

レベルやスタイルに応じたセッティング例

基本となるセッティング: 前15°〜18° 後ろ0°〜3°

ビギナーからプロフェッショナルまで、オールマイティなセッティングです。メインスタンスがはっきりしているので、ターンのポジションが取りやすいと思います。これから始める人も、スノーボードに慣れるまではこのセッティングで練習しましょう。

ゲレンデ中心のフリーライディング:前15°〜21° 後ろ3°〜−6°

メインスタンスを軸とし、フェイキーも取り入れたフリースタイルボードを代表するセッティングです。ビギナーから一歩抜け出し、メインスタンスでのスピードを得たら是非トライしてください。

サイドカントリー志向のフリーライディング 前21°〜27° 後ろ6°〜12°

フリーランに強く、カービングやタイトなツリーランにも最適な大人のセッティング。カービングの重心移動もスムースにでき、滑り慣れた圧雪バーンも気持ちよさも変わるはずです。このスタンスでフェイキーも滑れたら上級者の仲間入りです。トリックやアクロバティックなスノーボードに限界を感じた方々に是非トライしてもらいたいセッティングです。

パークスタイル 前9°〜15° 後ろ0°〜−12° 

ガニ股に乗るセッティングで、トリックを意識した滑りを求める人におすすめです。メインスタンス、スイッチスタンスの両方でスノーボードしたいパークライディングにも適したスタンスです。ジビングアイテムやプレス系の技もしやすく、アクションに対するリカバリーもこのスタンスだと簡単にバランスを取ることができます。

アルペンスタイル 前30°以上 後ろ12°以上

スラロームやダイナミックなターン、そしてスピードが命。アルペンボードのセッティングはフリースタイルとは別次元。ですが、ディレクショナル要素が強く、硬いフリースタイルボードにこのセッティングを取り入れると、カービングでエッジが入りやすくなります。新たな感覚を模索している方は是非お試しください。


様々なセッティングを試すことは、スノーボードの楽しみの一つです。仲間と意見交換をしたり、上級者からアドバイスをもらったり、専門店で相談しながら沢山のセッティングを体験して自分の身体やスキルに合った数値を見つけてください。
MOJANEでボード、ブーツ、ビンディングのいずれかをお買い上げいただいた方には、セッティングを無料で行っています。セッティングのみをご希望の場合は、3.000円(税抜)で承っています。

1 2
Categories : SNOWBOARD, SERVICE
Tags:, , ,

COMMENT

シェア