Aito Ito 伊藤 藍冬

ハーフパイプコンペティター
伊藤藍冬のフルチューン

みんなのチューンナップ|ハーフパイプ編

チューンナップで自分らしい滑りを

チューンナップで最も大切なことは、目的やパーソナリティに合わせること。とはいえ、自分以外のスノーボーダーがどんなチューンナップを施しているのか気になりませんか?

今回は、昨シーズンプロ資格を取得したコンペティター、伊藤藍冬くん(17歳)のオーダーを参考に、ハーフパイプの為のプレチューンナップ(ニューボードに施工するフルチューンナップ)をご紹介します。

Aito Ito 伊藤 藍冬

ハーフパイプ選手、伊藤藍冬の場合

藍冬くんがMOJANEのチームに加入したのは、彼が中学2年生の頃。以来、コンペティターならではの細やかな要望を持ってチューンナップルームにやってきます。自分が使うスノーボードギアの性質や機能を良く知っていて、チューンナップと乗り味の関係性や、ワックスに対しても研究熱心。スノーボードの技術はもちろんですが、そのマニアックな感性に注目しています。

capita outsiders

CAPITA OUTSIDERS 154

藍冬くんのボードをチューニングする際は、彼が何をイメージして、ボードに何を求めているのかを注意深く聞きながら、施工内容を決めていきます。この打ち合わせで飛び出す要望や意見交換は、僕の楽しみの一つです。行先やコンディションによってワックスの内容も変わるので、選手としてのスケジュールも詳しく聞かせてもらっています。

今期、彼が選んだボードは、CAPITAのTHE OUTSIDERS 154。若者から高い支持を得ながらもコンペシーン、特にハーフパイプとは縁遠いイメージのCAPITAですが、どうやらこのチョイスに藍冬くんの”挑戦”が隠されているようです。

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ハーフパイプの舞台でCAPITAに乗る理由

aito : これまでのCAPITAは、ソールのエッジギリギリ端の部分が盛り上がっていたり、仕上がりにムラがあると感じていました。でも、マザーシップ(2015年秋に完成したCAPITAの新工場)になってからボードの作りが凄く良くなったと聞いて、昨シーズンテストしたんです。

 実際に乗ってみると、ソールも良く走るし、感触が良くて、ブランドとしてもカッコイイ。これならイケるんじゃないかと思って、ハーフパイプでも使えそうなツインチップを選びました。海外ではSCOTTY JAMESやCHASE JOSEYなど、CAPITAに乗るコンペティターも増えてきていますけど、日本ではまだCAPITAで戦っているライダーがいないので、自分がそうなりたい!という気持ちもあります。

THE OUTSIDERSをハープパイプ仕様に

aito : CAPITA THE OUTSIDERSは、ストラクチャー(ソールに入った細かな溝)が粗く、強く入っていたので、ハーフパイプに必要なスピードが維持できないと思い、ソールが平らになるまで削って欲しいとオーダーしました。エッジは、雪面がガチガチなパイプでも抜けることなく、それでいてエッジがかかりすぎて重く感じないような角度でお願いしています。

Aito Ito 伊藤 藍冬

チューンナップオーダーのポイントは?

aito : 工場から出荷されたままの状態のボードは、今回の様にストラクチャーが綺麗に入っていなかったり、エッジの角度が乗る人に合っていなかったりします。イメージ通りのライディングにする為にチューンナップは必要不可欠です。チューンナップをお願いする時に気をつけているのは、自分がどんな場所で、どんな滑りをしたいのか、どんな仕上がりにしたいのか等を事細かく伝えることです。思い通りに仕上がった板は、大会の結果にも必ず影響しますから。

このTHE OUTSIDERSが仕上がったら、まずは12月13日からコロラド州のカッパーマウンテンで行われる合宿に持ち込みます。今シーズンもバチバチにチューンナップされたボードで誰よりも目立ちたいです!


Aito Ito 伊藤 藍冬

伊藤 藍冬 Aito Ito

プロフィール
札幌市出身/ 2001年12月11日生/ FIS第24回全日本選手権大会ハーフパイプ種目第9位 / JSBA第36回全日本選手権大会ハーフパイプ種目第1位 / 2018-2019シーズン使用ギア BOARD:CAPITA THE OUTSIDERS 154 /BINDING UNION ATLAS(M)/ 好きなライダー KevinBackstrom / 今期の目標は、自分のスタイルでぶちかます! / 得意な技 fs900 melon
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Categories : SNOWBOARD, SERVICE
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